今日は静養日。

spiton2008-03-03

風邪をひいた。
バイトを休みにしてもらって、今日は静養日。
風邪をひくと強制的に休養を迫られるから、いつもの「何かしなきゃ」という強迫観念がなくて、とても健康的。
昨日の夜から布団に潜り込み、Aphex Twinばかり聴いてる。
彼の作品はホント外れがないのだが、特に初期のオリジナル3作は凄まじく、いい。
『Selected Ambient Works Volume Ⅱ』なんて、俺のために作られた音楽みたいだ。



話変わって、先月末に引越しバイトの長距離便で、和歌山の新宮まで行ってきた。
高速降りて、下道4時間。
助手席に座っている俺はまだいいとしても、ドライバーの人は慣れない山道に疲労困憊。
三重と和歌山の県境、熊野川の流れる国道沿いの民家が、彼女の新居だった。
彼女は占い師で、とても誠実な人だった。
20歳近い息子と2人で、これからの新生活を始めるらしい。
熊野川は真正のエメラルドグリーン。
空には無数のトンビたち。
あまりの大自然っぷりに驚愕し、熊野の木々を大切にしなきゃと思う反面、
今の俺にはここで暮らす勇気はないんだろうなぁ…都会に呑まれてるなぁ…と感傷深くなった。



バイトと言えば、そろそろシーズン期を迎える。
今年で3度目のシーズン。
今は過労死やら労務時間やらが煩く言われる時代で、
昨年は会社の方針が変更したこともあって、2年前に比べればかなり楽だった。
ただ、今年はヤバそう。
新浦安に新築マンションの一斉物件を抱えていることもあって、凄まじい配車になりそうだ。
日付が変わらないうちに帰宅できれば、御の字かもしれない。
俺のバイト先は会社の方向性とブランド名もあって顧客からの領収金も高額だから、
1チーム/1日4現場以上は絶対に入れない。
1日2現場が基本となる。
ただ、聞くところによれば、ファミリーやダックといったブランド名のない引越業者は、
時には1日7現場もこなすらしい。
競争率の激しい業界なんだと改めて思った。



というわけでバイトの繁忙期と、個人的に出版社への就活を復活させたことも重なって、
[Spit On]は少し遅れる模様。
特集したいアーティストの新譜の関係もあり、5月末〜6月末辺りの発行になりそうだ。
ただ、先日届いたPlingminのメジャーデビュー作(ミニ・アルバム)が、凄くいい。
1stアルバム完成の前に取材をしておきたいというのが、本音である。
これから始まる春は忙しく、そして面白くなりそうである。



今日の1曲:Aphex Twin / Lichen